お久しぶりです。
すっかりご無沙汰しているうちに、カリニチェンコ周辺では色々なことがありました。
まずは先週のバイエルン戦で決めたゴールについて。そして相変わらず聞かれる去就について。
-カーンという偉大なGKが相手でしたが、特別な思いは?
K: なかった。偉大な選手であっても同じ人間。カーンと、他のGKと、相手であることに違いはない。
-でも実際には彼のようなGKはさすがに一線を画しているでしょう。
K: ピッチの上ではみんな一緒だよ。何も特別なことはない。
-ゴールのあと、何に向かっていったのですか?
K: ホミッチ(GK)に捧げたんだ。ゲーム前に彼と約束したんだよね「もしゴールできたらお前にやるよ」って。
-なぜゴールのコーナーぎりぎりを狙ったのですか
K: 彼が逆の方向に動いていたのを見たんだ。彼は状況を読み込んでいたけど、僕らにはまだ策があった。嬉しかったよ。僕にとってCLでの初のゴールだったから。2000年にもプレーしたことはあったけど、今回は格別だった。
-結果には満足していますか?
K: いいや。スパルタクは勝利を得ることができなかった。確かに、試合自体は緊迫した好試合だったけど、同時に僕らは十分勝てたはずだ。
-もしかして、バイエルン(既にグループリーグ勝ち抜け決定済み)にモチベーションがなかったと見受けられたのでは?
K: そんなことはない。浮ついたところがなくて、彼らのモチベーションには何の疑問も感じなかったよ。
-来年はスパルタクをもっと導いてくれると約束してもらえますね。
K: 今は、自宅にこれから帰ることだけ胸を張って言っておくよ。未来のことは保証できないし。
-どういうことですか?もうスパルタクを出て行く準備が済んだとでも…?
K: そうだね、長いこと考えてはいる。僕はフットボーラーとして、ベンチに座る代わりに試合にコンスタントに出ていたいんだ。その質問は僕だけじゃなくて、クラブのフロントにも投げる必要があるんじゃないかな。スパルタクとはこれから話し合いをする。それで僕の運命が切り開かれるかどうかはまだ分からないけど。
どうなるんでしょう。ロシアリーグはお休みに突入。