下のエントリーで紹介した、9/22のインタビューの訳。
数行訳がうまくできずに抜けているところがあります。ご了承ください。
2006年9月22日
http://football.ua/default.aspx?menu_id=index_newsi&news_id=4902
「自分はスパルタクに必要なのか?」
ウクライナ・ナショナルーチームの優秀な一人である彼はスパルタクでの出場機会に恵まれていない。
「どうして僕が試合に出れないかって?監督のフェデトフに聞いてよ。そうすれば分かるだろうから」スパルタクのプレーヤーはこう答える。「さっぱり分からない。僕になんのチャンスも与えられないなんて。W杯のあと、いくつかのクラブからオファーがあった。でもスパルタクはその時点では僕がチームに不可欠だと言っていた。それで僕は移籍に対して何もアクションを起こさなかったんだ」
「でも今となっては何のために残留したのか分からなくなってしまっている。ベンチを掃除するためじゃないだろう? 0−1で負けた一ヶ月前のVladivostok戦のあとから、関係がおかしくなった。少しずつ、目立たないようにね。30人もの選手がいるからいちいち説明するわけにはいかないんだろうけど。Vladivostokでのアウェー戦では何もいい結果が出せなかった。というのも、CLのリベレツ戦の準備のため、その時試合に臨んだメンバーは若手ばかり。負けてしまってもおかしくなかったわけだ。でもどういうわけだか、僕は非常に過敏になってしまった」
とはいえ、マクシムはW杯後に移籍が実現しなかったことを後悔はしていない。
「とにかく、先のことを見据えなければ。移籍への窓口が開くのを待っているかって?いいや。夏のマーケットはもうついこの前終わったし、クラブとしてはほっとしてるだろう。でも現実問題として、僕のスパルタクのキャリアは、1分もあれば変わることができるんだ。フィールドの中に送り出してさえくれれば。この先もベンチに座り続けるとしたら、何か考えなければならない。27歳でベンチを暖めるという状況をどう思う?まずは、クラブと話し合いをしてこの問題に答えを見いださなければならない。もう何回もしているのだけど…」
カリニチェンコはしかし、スパルタクで実戦に出ていないことにより、10月7日にイタリアと予選を戦うウクライナ代表でのプレーや代表への召集に影響があるのではないかと懸念している。「いずれにしても試合に出れないというのは本当に苛立つんだ」彼は声のトーンを上げて言う。「たとえスパルタクで今出番がなくても僕はコンディションを十分に整えているし、監督に能力を買われていないんだろうが、それを代表戦で覆してみせる自信はある。現に、過去に外野がまくしたてるような問題があった際、ブロヒンはアンドレイ(シェフチェンコ?)を召集して明確な勝利をもたらす見事なゴールに導いたこともあったんだ」
「初めは僕を才能があると評価し、そして次には空っぽだって言われる」皮肉をこめてカリニチェンコは付け加えた。
(訳が不完全ですが、リーグ戦での展望の話。ティトフは悲観的になっているが、カリニチェンコはそれを否定。「当然、僕らは戦いを放棄する気はない。CSKAとは5ポイント差があるが、次のロコモチフとの対戦ではもっと高いモチベーションで臨むだろうからね。誰かが落とした眼鏡を僕らが活用してやろうってわけだ」 と言っている)
「スパルタクも、チャンピョンズリーグでのチャンスを全て失ったわけではない」とカリニチェンコは思っている。「確かにミュンヘンでは、どうも後味の悪い負け方をした。相手の調子も相当悪かったというのに。ディナモ・キエフも、シャフタールも。でも僕らのクラブはちょっとしたダークホースとしての役割を果たしてやろうと思っているよ。ウクライナだって、W杯でまず0-4で負けて、それが結果的に準々決勝まで進んだんだからね」
以上です。
リーグ戦ではいつの間にかロコモチフに抜かれて3位になってしまってました…
リンク先のフシンさんのインタビューらしき記事も気になります。