※今回はネタっぽい内容です。カリニチェンコに全然関係ありません。
チェコ語では「á」とaにアクセントがついていると長母音、というわけで「アー」、「č」はチャとかチュとか発音する子音ということで、テレビ放送で言われている「コヴァーチュ」が正しい呼び方だそうで、今回からコヴァーチュに改めます。他にも間違ってる呼び名があればご指摘ください。
さて、先日のバイエルン戦で「コカンでトラップして」非常に貴重な同点ゴールをあげたコヴァーチュさん。UEFA.comよもやまニュースのトップを飾りました。
”読んでて気分が悪くなったらパラグラフ3まで飛んでくださいね”
という警告文つきで書いてある記事:
というわけで「警告されてない!」ていうのはもうナシですよ。あの日、鷲のように食い入るように鋭い目でコヴァーチュがバイエルン・ミュンヘン戦での同点ゴールを決めた瞬間を見ていた人は、少々喜び方が激しすぎると思わなかっただろうか。どうやら彼はゴールネットにボールを押し込んだとき、どこかを痛めていたようだが。どうしたのだろう?一番いいのは本人に聞くことだ。
「イラーネクの強烈なボールが僕の『玉』に直撃して、それで押し込んだんだ」コヴァーチュは分かりやすく説明した(笑)。「痛くて痛くて死ぬかと思った。あれは本っ当に悪夢。同点に追いついたことだけが救いだったけど!」
長めの金髪をなびかせ駆け抜ける超男前、コヴァーチュさん(コカンをギューとしながら)。
確かに(痛くて)ピッチに突っ伏してる姿は、端から見るとまるでお祈りをしているように見えます。
女子にはこればっかりはわからんです…
ごっごめんなさい!
これだけではナンですので(笑)
以前インテル戦の前に、地下鉄移動を余儀なくされた際のコヴァーチュさんについて、スパルタクの選手たちと同じ地下鉄に乗り合わせたRAULINAさんの話:
「びっくりしたわ。周りにはファンと話したりサインをしたりする選手たちがいっぱいいたの。すると電車がいきなり急停車して、私は転びそうになったんだけどコヴァーチュが手を出して支えてくれたのよ。電車が動き始めたら今度は彼がバランスを失ってしまったんだけど。それで彼に話しかけるきっかけができたんだけど、とってもロシア語がうまくて、今日は勝利のために全力を尽くすって約束してくれたの。モスクワの地下鉄は好きだって言ってた。でもラッシュアワーは暑すぎて大変だねって、あのきれいな顔で笑ってたわ~♡ そのころはもう全車両でチャントを大合唱よ。『スパルタク!スパルタク!』って。あんな状態だったし、開始一分でのゴールで負けちゃったのは仕方ない気もするのね…」